様々なプロジェクトが同時に進むことで忙しく、ずいぶんとブログの更新が空いてしまいました。もうすでに4月の下旬に差し掛かりますが、今月も様々な案件でお客様にはご訪越を頂き、まことにありがとうございます。特に4月はリュックの関係で工場に訪問する機会が多かったので、現場の写真を共有します;
日本向けにリュックを生産する工場。看板にはKAIZENの文字が。
社員は帽子を着用しています。髪の毛対策です。
リュックがメインなので延反台は短めですね。奥にはプレス型抜き機。
裏地はレーザー裁断機でカットしていました。
財布も作っています。財布が作れるところはなかなかありません。
余談ですが、精度の高い財布を作ることができる工場はなかなかありません。理由は、財布は縫製もあり、張り合わせもあり、生地は厚くて硬く、ラウンドジップもあり(コの字型のファスナー、角が難しい)、とにかく手作業による工数が多く、手間が掛かり、単純に難しいからです。手作業が多い分ミスも増え、歩留まり(完成品の割合)も悪くなります。逆に言うと、きちんとした財布を生産出来ている工場は、それだけ腕のいい職人さんがいる工場と考えることができます。
リュックが得意な別の工場。有名なブランドの下請けです。
真剣な眼差しです。
10年以上ここで働いているスタッフを見守る上司。
さて、ベトナムで生産されたカバンやリュックには、必ずMade in Vietnamのタグをつけなければなりません。タグはだいたい見えにくい部分、例えば内側の底の方についている場合が多いです。もし、あなたのカバンやリュックにMade in Vietnamのタグがついておりましたら、もしかすると弊社がお取引している工場で生産されているかもしれませんね!!
関連記事はこちら