2023年6月28日 縫製 ベトナムでの縫製は弊社にお任せください

2023年6月28日 縫製 ベトナムでの縫製は弊社にお任せください

 

こちらのBlogをご覧頂きありがとうございます。弊社 エコプラント有限会社はホーチミン市に本社のある日系の貿易商社です。ベトナムで生産される高品質な商品を日本へ輸出していますが、とりわけご要望の多い『ベトナムの縫製品』についてまとめたいと思います。ベトナムでの縫製品の製作にご興味をお持ちの方は是非お気軽にお問合せください。

 

 

ベトナムで生産が可能な縫製品とは

 

縫製はベトナムの基幹産業の一つです。衣料品からカバン、雑貨まで様々な種類の『縫製品』がありますが、どの商品に対しても十分なノウハウを蓄積しています。使用する生地や金具などのパーツ、印刷や刺繍などの加工によって、その商品の生産に適した工場が必ず存在します。

 

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ベトナム製が注目されている理由

 

―  チャイナプラスワンとして

今まで中国に生産を任されていたお客様からのお問合せが増えています仕入国の分散が目的だそうです。近年多発している納期遅延や、政治的な不安定要因によるリスク回避を期待されています。一方でベトナムは近年、縫製産業において急速な成長を遂げており、アジアの中主要な縫製生産拠点の一つとなっています。多くの国際的な衣料品ブランドが生産を増やしており、ベトナムの縫製産業は国内総生産の大きな割合を占めています。

  

―  労働力

ベトナムの縫製産業は、中国と比べて安価な労働力と比較的高い技術力を持つこと成長を続けています。例えばホーチミン市中心部の作業員の一カ月のお給料はUS$340~、高級品を得意とする日系の縫製工場の場合はUS$520~、郊外の場合はUS$260~となります。また、ベトナムの平均年齢は31歳と、若い労働人口豊富なことも安心材料の一つです。

 

―  日越の経済連携協定 

201912月、日本とベトナムの間で経済連携協定(Economic Partnership Agreement)が締結され、両国間の関税を段階的に削減・撤廃することで、貿易の自由化を進めることが可能となりました。例えば、中国からポリエステル生地を縫製したエコバッグを輸入する場合、日本側では輸入関税として8%が必要ですが、ベトナム製は原産地証明書を提出することで関税が減税または撤廃されています。

 

このようなメリットから、ベトナム製の縫製品が非常に注目されています。

 

しかしながら、問題は縫製工場が生産する商品の品質です。間違った工場を選んでしまうと、価格は安かったとしても品質問題が多発し損害が生じることもあります。弊社は数10社の縫製工場に訪問し、安心してご提案できる工場と業務提携を結んでおります。

 

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弊社の協力工場の特徴

 

弊社は貿易商社という業種がら、様々な商品を日本へ輸出していますが、中でも縫製品は簡単なように見えて奥が深く、弊社も数々の失敗を経験しました。印刷不良、糸とび、断線、不十分な糸始末、汚れ、品質のバラつき、縫製後のずれや歪み、ボタンやファスナーの不良など、あげればきりがありません。工場によっては検針機に通さない工場もあります。決して不安をあおるわけではありませんが、安かろう悪かろうという言葉そのままの工場が数多くあるのも事実です。

 

海外生産で失敗しないためには、安定した品質と競争力のある価格、そしてお互いに信頼関係を築き上げることのできる工場との出会いが非常に重要になります。ここでは参考に、弊社が業務提携している工場の1社をご紹介します。

 

ホーチミン市の中心部から車で1時間ほどのところに工場があります。主に日本とヨーロッパ向けに輸出しています。社員数は60名ほどと大きな工場ではありませんが、社長や品質管理担当者の目がすみずみまで届く良い規模感です。大ロットはもちろん、品質を落とすことなく多品種小ロットもお手の物です。

 

ユニフォーム修正.png

ユニフォームのご依頼も多いです。

 

この工場の強みは、なんといっても自社で昇華転写印刷ができるところにあります。ベトナムでは基本的に(中国でも大半はそうですが)、縫製は縫製工場に、印刷は印刷専門会社に任せるといったように分業制をとっていますが、ここは縫製工場でも珍しく自社で昇華転写印刷機を投資しています。その結果、サンプル製作の速さ、印刷精度の高さ、競争力のある価格を実現しています。

 

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左側の機械で転写シートに印刷したあと、奥の転写機でポリエステル生地に印刷します。

 

 

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ポリキャンバス生地に昇華転写しポーチを製作。

 

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昇華転写で臨場感のある魚を表現。

 

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内側も。

 

弊社が業務提携を行う縫製工場は、数10100万ロットを生産するような大手の工場ではありません。しかし、自社の品質に誇りを持ち、注文ロットに関係なく全力を注いでくれる工場です。VA提案(製品の品質を維持したままコストダウンを行う提案)もお任せください。

 

 

お見積りから生産までの流れ

 

ここでは、お見積りから生産までの流れをまとめています。海外からのご購入が初めての方も、弊社が一貫してサポートいたしますのでお気軽にお問合せください。

 

―  サンプルやイラスト、イメージ写真をご用意頂く

実物サンプルや図面、イラスト、イメージ写真を弊社までご送付ください。その際に、必要としている数量や、希望納期、ターゲットプライスなどの情報を頂けると工場も見積もりが早くなります。材料は、不織布、コットン、ポリエステル、ナイロン、リサイクルPPクロス、マイクロファイバー、コーデュラなど、様々な対応が可能です。

 

―  お見積もり開始

商品内容を弊社で吟味し、その生産を得意とする業務提携工場に見積もりを依頼します。お見積りは円またはドルでご案内いたします。貿易をご存知ないお客様もご安心ください。弊社がお客様の輸入業務もサポートし、お客様からご指示頂いた日本国内の住所まで輸送する場合のお見積もりをご案内いたします。

 

―  校了用のサンプル製作

お客様からお見積りや諸条件についてご理解をいただけましたら、量産をスタートする前にサンプルを製作いたします。こちらのサンプルは量産される商品と同じ物となりますので非常に重要です。何度かサンプル製作と修正を繰り返し、お客様からサンプルの承認を頂いてからいよいよ量産開始となります。

 

―  生産と検品

量産中は弊社が何度か工場を訪問し、生産中の商品に問題や間違いはないか、納期に遅れはないか等を確認します。そして商品が完成すると、全商品に対して検針や外観検査を行い、弊社も抜き取りで検品します。お客様から追加でご要望を頂いた場合には第三者検品を申し込みます。

 

―  商品の輸出からお届けまで

商品の出荷準備が完了すると、物量に応じて最適な輸送方法で輸出を行ないます。輸入関税の減税に必要な原産地証明書の発行や、日本国内の指定場所までの物流もお任せください。(指定場所へ商品が届きましたら、荷下ろしはお客様の方で行って頂く必要があります。)

 

 

おわりに

 

・イラストからイメージ通りのオリジナル商品を作ることができた。

・既存商品のコストダウンができた。

・小ロットで製作できた。

 

等々、お客様から数々の嬉しいご意見を頂き、ベトナムの縫製品の可能性を日々感じております。ベトナムでの製作にご興味を持って頂けましたらお気軽に  [email protected]  までお問合せください。

 

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弊社提携先のローカルの工場イメージ。

 

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