初めてお会いする方には、「弊社はホーチミン市にある日系の貿易商社です。」とご挨拶しています。しかし、貿易商社の仕事内容は他業種と比べていまいち分かりにくいため、ここで簡単にお話させていただきます。
貿易商社とは、国内外の企業や取引先との間で商品やサービスの貿易を行う企業です。貿易商社は、異なる国や地域のビジネスパートナーと連携しながら輸出入業務を担当し、商品の売買、物流の手配、支払いの処理などを行います。弊社の場合は、本社がホーチミン市の企業、かつ100%日系ということもあって、日本とベトナム間に特化した貿易商社となります。
貿易商社の主な役割としては、以下のようなものがあります:
1.輸出入業務の仲介
輸出入業務に関する手続きや契約の管理、商品の価格交渉などを行います。買い手と売り手の間での交渉を仲介し、双方の利益が最大化するよう努めます。
2.ロジスティクスの手配
商品の輸送や保管に関する手配を行います。これには、適切な輸送手段(船舶、トラック、航空機など)の選定、保険の手配、税関手続きの管理なども含まれます。
3.市場調査とマーケット開拓
国内外の市場動向や需要の分析を行い、ビジネスチャンスを探求します。新たな貿易先の開拓や商品の需要予測などを行い、事業拡大のための戦略を立案します。
4.支払いと金融取引の管理
取引に伴う支払いや金融取引を管理します。これには、決済手段の選択(手形、信用状、電信送金など)、通貨の為替リスクの管理なども含まれます。
一般的に貿易商社は、国内外のビジネスパートナーとの良好な関係を築き、グローバルなビジネス環境での取引を支援するお仕事になります。
最後に弊社では上記の貿易商社の機能に加えて、ベトナム現地での市場調査や営業代行、会社設立等のベトナム進出支援も行なっています。お気軽にお問合せください。