私たち貿易商社は様々な商材のお引き合いを頂きます。特に弊社は何らかの材料に特化した商社や製造メーカーではないため、幅広い情報量が必要となります。お客様から頂戴したお引き合いをもとにゼロから工場を調査する場合や、ある程度将来の需要を見越して初めから情報を蓄えておくなど、貿易会社として常日頃から工場の開拓に努めることは重要な業務の一つです。
しかしながら、まだまだ工場の少ないベトナムでは、中国の alibaba のように簡単に工場の情報を得ることは出来ず、下記のような方法を組み合わせながら情報を得ています。
〇 インターネット検索
お客様が弊社のウェブサイトを見つけて下さったように、ベトナムの工場や商材に関する情報はインターネットで比較的簡単に見つけることができます。しかしながら、他社の製品をあたかも自社製品のように載せていたり、そもそも工場ではなかったり、すでに廃業しているケースもあり、その情報が正確かどうかには注意が必要です。
〇 ビジネスディレクトリやB2Bプラットフォーム
ベトナムのビジネスディレクトリやB2Bプラットフォームには、様々な産業セクターの企業や工場の情報が掲載されています。例えばVietnam Yellow Pages（https://yellowpagesvn.com/）などがあります。
〇 現地のビジネスコンサルタント
ベトナムに進出する企業にサポートを提供するビジネスコンサルタントやローカルエージェントを利用する方法も考えられます。弊社も現地で様々な業種の方々と情報共有を行っております。
〇 展示会やイベントへの参加
ホーチミン市にはサイゴン エキシビジョン コンベンション センター（通称SECC）と呼ばれる展示会場があります。国際的な展示会はこちらで開催されており、展示会のスケジュールはこちらのサイト（https://secc.com.vn/events）で確認することができます。しかし広州の展示会と比べると規模は非常に小さく、展示会だけで思うような結果を得ることは難しい状況です。
これらの方法を組み合わせることで、ベトナムでの工場探しは少しは効果的に進めることができますが、やはりインターネットの情報や工場の担当者からのヒアリングだけでは不十分ですので、お取引の可能性の高い工場には足を運んで視察するように心がけています。
弊社は1,000件以上のベトナムローカル工場へコンタクトし情報を蓄え更新しています。興味のある商材がございましたら、お気軽にお問合せください。
関連記事はこちら