2024年7月16日 縫製 トートバッグ

2024年7月16日 縫製 トートバッグ

7月は一時帰国していることもあって、ブログの更新がなかなかできませんでした。その間も、多くの新たなお引き合いや新規のお客様からのお問合せを頂き、大変に有難く思っております。頂戴したお問合せの内容をまとめて推測すると、

 

渡航のハードルが下がった中国が再び受注活動を活発化させている

・多品種小ロット関連のお引合いには競争力のある価格を提案できていない

・一部の工場では価格競争力を維持するべく品質を落としている

 

などの傾向性を感じます。

 

ベトナム製の場合、中国の奥地で生産された物と比べると決して安くはありませんが、品質の差とEPA(日越経済連携協定)による輸入関税フリーで引き続き可能性を見出していきたいと思います。

 

さて、今回は600Dポリエステルオックスフォードにシルク印刷1色を施した船底トートバッグのサンプル製作です。ポリエステルオックスフォードとは生地の名称、600Dは厚みを指し、900D / 1680Dと数字が上がるほど生地の厚みも増します。シルク印刷とはこのような印刷方法です。

トートバッグ 42cm_x_42cm_1.jpg

 

トートバッグ_42cm_x_42cm_2.jpg

 

トートバッグ_42cm_x_42cm マチ.jpg

これがいわゆる船底です。底の部分が船のような形をしており、両サイドにはマチはありません。

 

トートバッグ 42cm_x_42cm_持ち手.jpg

持ち手は安心の3cm幅。加えてご覧頂きたいのはミシン目のピッチです。ピッチを細かくすることで縫製部の丈夫さが増します。

 

ポリキャンバス_600D_色見本 トート用.jpg

生地色の選択肢はこのような感じです。

 

弊社のお見積もりとサンプルの品質が問題なければ量産を開始させて頂きます。量産完成後は工場で全量を検品し、更に第三者検品場に送付します。第三者検品場では、糸切、外観検査、個包装、検針2回、カートンへ梱包、出荷という流れになります。糸切では縫製後の残った糸がないか確認、外観検査では縫製や印刷の具合だけでなく虫の混入 / 毛髪の混入 / 血痕の付着がないかも確認、検針では折れた針の混入が無いかを2度に分けて確認しています。このような品質管理もお任せください。

 

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