大ロットから小ロットまでベトナム縫製工場のご紹介、日本向けの品質管理や生産プロセスをご紹介

大ロットから小ロットまでベトナム縫製工場のご紹介、日本向けの品質管理や生産プロセスをご紹介

こちらのBlogをご覧頂きありがとうございます。弊社 エコプラント有限会社はホーチミン市に本社のある日系の貿易商社です。ノベルティや販促品、オリジナルグッズ、バッグ、リュック、アパレルなどベトナムで生産される高品質な商品を日本へ輸出していますが、とりわけご要望の多い『ベトナムの縫製品』についてまとめたいと思います。大ロット小ロットに関わらず、ベトナムでの縫製品のOEMや生産・製作にご興味をお持ちの方は是非お気軽にお問合せください。

 

 

ベトナムで生産が可能な縫製品とは

 

縫製はベトナムの基幹産業の一つです。衣料品から、カバン、リュック、雑貨まで様々な種類の『縫製品』がありますが、どのような商品に対しても十分なノウハウを蓄積しています。使用する生地や金具などのパーツ、印刷や刺繍などの加工、大ロット小ロット、ターゲットプライス等に応じてその商品の生産に適した工場を弊社はご紹介しております。また、工場のご紹介だけにとどまらず、工場との交渉や納期・品質管理、検品、お客様のご指定の倉庫までの貿易業務まで一貫してワンストップサポートいたします。

 

縫製工場2-4.jpg

 

ベトナム製が注目されている理由

 

―  チャイナプラスワンとして

中国に生産を任されていたお客様からのお問合せが増えています仕入国の分散が目的だそうです。近年多発している納期遅延や、政治的な不安定要因によるリスク回避を期待されています。一方でベトナムは近年、縫製産業において急速な成長を遂げており、アジアの中主要な縫製生産拠点の一つとなっています。多くの国際的な衣料品ブランドが生産を増やしており、ベトナムの縫製産業は国内総生産に大きな影響を与えています。

  

―  労働力

ベトナムの縫製産業は、中国と比べて安価な労働力と比較的高い技術力を持つこと成長を続けています。特に縫製品は自動化が難しく、製品に対して人件費が占める割合の多い商品になります。例えばホーチミン市中心部の作業員の一カ月のお給料はUS$340~、高級品を得意とする日系の縫製工場の場合はUS$520~、郊外の場合はUS$260~と価格差はあるものの上がりきっていない印象です。また、ベトナムの平均年齢は31歳と、若い労働人口豊富なことも安心材料の一つです。近年では人口も1億人を超え、2024年の出生数は130万人(日本の約1.8倍)と、これからの労働力の維持と市場拡大が予想されています。

 

―  日越の経済連携協定 

201912月、日本とベトナムの間で経済連携協定(Economic Partnership Agreement)が締結され、両国間の関税を段階的に削減・撤廃することで、貿易の自由化を進めることが可能となりました。例えば、中国からポリエステル生地を縫製したエコバッグを輸入する場合、日本側では輸入関税として8%が必要ですが、ベトナム製は原産地証明書を提出することで関税が減税または撤廃されています。ベトナム製の縫製品は税制面でも優位性があります。

 

これらのメリットから、ベトナム製の縫製品が非常に注目されています。

 

縫製工場北部.jpg

 

弊社が日本向けに輸出される商品で最も重要視しているのが、縫製工場が生産する商品の品質です。間違った工場を選んでしまうと、価格は安かったとしても品質問題が多発し損害が生じることもあります。あらかじめ工場に伝えていた仕様が全く守られておらず、勝手に輸出されてしまった商品の90%がロットアウトだった、というご相談をお客様から受けたこともあります。ベトナムにも縫製レベルや品質管理意識の低い工場は数多く存在いたしますが、弊社は数十社の縫製工場に訪問し、安心してご提案できる縫製工場や第三者検品場と業務提携を結んでいます。

 

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弊社の協力工場の特徴

 

弊社は貿易商社という業種がら、様々な商品を日本へ輸出していますが、中でも縫製品は簡単なように見えて奥が深く、弊社も生産過程の中で数々の課題に直面しました。印刷不良、糸とび、断線、不十分な糸始末、汚れ、品質のバラつき、縫製後のずれや歪み、ボタンやファスナーの不良など挙げればきりがありませんが、これらは手作業で生産していくうえでどうしても発生しうる課題となります。縫製工場による生産管理で不良品を発生を未然に防ぎつつ、弊社や工場・第三者検品場による検品でいかに不具合品を見つけ出すかが重要になります。

 

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矢印の部分が縫えていません。

 

目飛び不良参考2.jpg

生地を引っ張らなければ分かりませんが目飛びしています。

 

折れ針の混入を防ぐことはもちろん、上記のような目を凝らさなければ発見の難しい不良も弊社は見逃しません。海外生産で失敗しないためには、安心できる品質と競争力のある価格、そして縫製工場と信頼関係の構築が非常に重要になります。

 

検針機区間割.jpg

検針前と検針後を隔てることで未検品の商品が出荷されないよう対策。

 

検針機ハシマ ブログ用.jpg

検針機は日々決まった時間に動作確認しています。

 

針管理台帳 参考.jpg

針管理台帳でも折れ針の混入を防ぎます。

 

ここでは参考に、弊社が業務提携している工場をご紹介します。

 

ホーチミン市の中心部から車で1時間ほどのところに工場があります。主に日本とヨーロッパ向けに輸出しています。社員数は50名ほどと大きな工場ではありませんが、社長や品質管理担当者の目がすみずみまで行き届く良い規模感です。大ロットはもちろん、品質を落とすことなく多品種小ロットもお手の物です。

 

この工場の強みは、なんといっても自社で昇華転写印刷ができるところにあります。ベトナムでは基本的に(中国でも大半はそうですが)、縫製は縫製工場に、印刷は印刷専門会社に任せるといったように分業制をとっていますが、ここは縫製工場でも珍しく自社で昇華転写印刷機を投資しています。その結果、サンプル製作の速さ、印刷精度の高さ、競争力のある価格を実現しています。

 

昇華転写印刷機印刷シート昇華.png

左側の機械で転写シートに印刷したあと、奥の転写機でポリエステル生地に印刷します。

 

ポーチ.png

ポリキャンバス生地に昇華転写しポーチを製作。

 

sakana_1.png

昇華転写で臨場感のある魚も表現できます。

 

sakana2.png

内側も。

 

多品種・小ロットかつフルカラー印刷が必要な案件から、短納期で万ロットの生産が必要な案件まで、弊社はお客様のご要望に応じて最適な縫製工場をご提案いたします。製品の品質を維持したままコストダウンを行うVA提案もお任せください。

 

大型縫製工場参考写真2.jpg

大ロットをお願いしている縫製工場の生産風景。

 

お見積りから生産までの流れ

 

ここでは、お見積りから生産までの流れをまとめています。海外からのご購入が初めての方も、弊社が一貫してサポートいたしますのでお気軽にお問合せください。

 

―  サンプルやイラスト、イメージ写真をご用意頂く

実物サンプルや図面、イラスト、イメージ写真を弊社までご送付ください。その際に、必要としている数量や、希望納期、ターゲットプライスなどの情報を頂けると工場も見積もりが早くなります。材料は、不織布、コットン、ポリエステル、ナイロン、リサイクルPPクロス、マイクロファイバー、コーデュラなど、様々な対応が可能です。

 

―  お見積もり開始

商品内容を弊社で吟味し、その生産を得意とする業務提携工場に見積もりを依頼します。お見積りは円またはドルでご案内いたします。貿易をご存知ないお客様もご安心ください。弊社がお客様の輸入業務もサポートし、お客様からご指示頂いた日本国内の住所まで輸送する場合のお見積もりをご案内いたします。

 

―  校了用のサンプル製作

お客様からお見積りや諸条件についてご理解をいただけましたら、量産をスタートする前にサンプルを製作いたします。こちらのサンプルは量産される商品と同じ物となりますので非常に重要です。何度かサンプル製作と修正を繰り返し、お客様からサンプルの承認を頂いてからいよいよ量産開始となります。

 

―  生産と検品

量産中は弊社が何度か工場を訪問し、生産中の商品に問題や間違いはないか、納期に遅れはないか等を確認します。そして商品が完成すると、全商品に対して検針や外観検査を行い、最後に弊社も付き添いの元検品します。お客様からご要望を頂いた際には第三者検品を申し込みます。

 

―  商品の輸出からお届けまで

商品の出荷準備が完了すると、物量に応じて最適な輸送方法で輸出を行ないます。輸入関税の減税に必要な原産地証明書の発行や、日本国内の指定場所までの物流もお任せください。(指定場所へ商品が届きましたら、荷下ろしはお客様の方で行って頂く必要があります。)

 

検針機作業風景.jpg検針機2台で両面から異物を確認。

 

 

おわりに

 

・イラストからイメージ通りのオリジナル商品を作ることができた。

・既存商品のコストダウンができた。

・小ロットで製作できた。

 

等々、お客様から数々の嬉しいご意見を頂き、ベトナムの縫製品の可能性を日々感じております。ベトナムでの製作にご興味を持って頂けましたらお気軽に  [email protected]  までお問合せください。

 

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提携先工場の1社。

 

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大ロットを依頼している提携縫製工場。

 

生地在庫イメージ参考.jpg

生地管理状況。

 

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