2023年7月8日 現地情報 ベトナムに住む日本人と韓国人

2023年7月8日 現地情報 ベトナムに住む日本人と韓国人

コロナ前はベトナムに住む日本人は3万人と言われており、コロナ後は2.5万人まで減少したと言われています。一方で、韓国人は増え続けており、その人数は10万〜20万人(中には40万人と仰る方も)とも言われています。

 

正確なデータがないので具体的な比較はできませんが、街中で日本人よりも韓国人を見かける機会が多い、韓国料理屋が増えている、日本人街でも韓国語のキャッチが増えた等を体感し、ここ10数年で状況が大きく変わってきたように感じます。

 

在ベトナムの日本人が減り、韓国人が増える理由を考えると、韓国の内需が小さいため韓国人は海外へ進出せざるを得ない(とは言え一人当たりのGDPでは日本は韓国に抜かれています)、韓国政府が様々な分野で世界進出を支援している、ODAが増えているなど、様々な要因が思い浮かびます。

 

また、韓国人の友人に聞くと、駐在期間は10年単位の企業や片道切符の企業も多い、従って着任前にその国の言語や文化をしっかりと学ばせる、現地企業にも進んで営業に回る、なかなか本帰国はできないが給料は良い、その結果海外に長く住む韓国人が増えている、とのことでした。

 

任期は3〜5年と短く、ベトナム語を学ばず、同じ日系企業同士で集まる傾向のある日本人と、ほとんど片道切符で送り込まれる韓国人とでは、ハングリー精神に違いがあるのでしょうか。

 

良いか悪いかは別にして、このまま行くと10年後ベトナムに住む日本人は更に少なくなるかもしれません。他の国の日系企業の状況はいかがでしょうか。

 

 

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