先月の2月14日はバレンタインデーでした。ここベトナムにおいては比較的新しい文化になりますが、バレンタインデーはベトナム語で愛の日と呼ばれ、大切な人へプレゼントを渡したり、一緒にお食事へ出かけたりします。ただし、日本のバレンタインデーとは少し内容が異なり、プレゼントはチョコレートでなくてもよく特に決まっていない事と(お花を渡す人が多いです)、プレゼントは男性から女性に渡します。また、3月14日は日本ではホワイトデーですが、ベトナムにはそのような文化はありません。さて今日は、そんなバレンタインデーやクリスマス、3月8日の国際婦人デーにピッタリな商材をご紹介します。
クッキーです。食べれます。
一枚一枚が手作りです。
細部まで手作業で書いていきます。
これらのクッキーは、「アイシングクッキー」と呼ばれ、主にシュガーバタークリーム(アイシング)で装飾されています。クッキーの表面に平らなアイシングを塗り、その上にデザインを描いたり、色を塗ったりして装飾します。アイシングは、粉糖や卵白、食品用色素などを使用して作られ、硬くなるまで乾燥させることで、美しいデザインや模様を作ることができます。一つ一つが世界一手先が器用と呼ばれるベトナム人の手作りです。ベトナム人は絵を描くのも上手なのでしょうか。クッキーのほかに、下記のような可愛らしい人形もあります。
よくケーキの上に乗っている人形です。食べれます。
これらも全て食べれます。
日本だけでなく欧米諸国にも輸出されています。
これらはシュガードールやメレンゲドールと呼ばれる人形です。メレンゲとは、卵白と砂糖を混ぜて泡立てて作るスイーツの一種です。メレンゲをパーツごとに成型し、塗装、組み立てを行い、人形や花、容器などを作ります。
このような商品は機械化が難しく、作業員の手作業によって製造される割合が非常に多く、製品単価に人件費が大きく影響します。ただ、コスト面もさることながら、安心安全で、見た目も良く、食べても美味しい、このような信頼のおける菓子類をベトナムで製造していることに嬉しく思います。